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坂本龍一さん FM東京懐かしい!

今年の夏も断捨離祭りをしましたが

懐かしい写真が出てきました。

お隣は坂本龍一さん。

東京FMで、坂本さんの番組録音のために伺いました。

最初に自宅に電話がかかってきた時に

あまりにもくぐもった声と(ゴメンなさい!)

『坂本龍一です』とのお声に

「……え?」

完全にいたずら電話と思ってました、私。

後でマネージャーさんからお電話頂き、

「すみません、本人が電話かけたがって…誰かわからなくてびっくりなさいましたよね!」

はい。びっくりなんてもんじゃなかったです!!

この後、広尾でお食事をご一緒しましたが

(もう十数年も前のお話ですので、坂本さんにご迷惑のかからない部分のみ解禁)

音楽家とは、とか、次世代に伝えるような気持ちを持って

お話をしてくださり

まだ20代だった私は、訳も分からず

時間ばかりが早く過ぎていって

今だったら音楽の理念とか

聞きたいことも沢山あるのに

質問が浮かばなかった。

音楽に対して物心ついた小さな頃に

初めて好きになった日本人作曲家が

坂本さんでした。

音楽図鑑とか好きだったなあ!

面白い音楽や実験をいっぱいしてきて

音楽を難産しながらも手玉に取ってたような人に見えていた。

(あの頃の坂本さんの音楽はそう見えた)

私は小学生の頃からやっぱりプロデューサー音楽が好きだったようで!

いわゆるアイドルという、同世代の男の子に目が向かなかったので

好きな人は?

と聞かれ、

坂本龍一さん。とか真顔で言っていた。

いや、好きの意味が違うんだけど。

それが説明できなかった。

『???』な顔する大人や友人に

どこか変なのかなあ、私。とか

思ってた幼い子供時代でした。

まあ、小学校に上がって、本気で最初に好きになったのが

ファンクのシックというバンドのおしゃれフリークとかでしたし。

勿論、リアルタイムではないですが。

そんなこんな、みたいな気持ちで

なんだかお会いしたのも突然すぎる展開で

初恋の人に会えたような

音楽の大先輩に会えたような

でも自分が音楽家としては幼過ぎて

大きな人が目の前に両手を広げて

なんでも聞いていいよ。

といってくれているのに

言葉が出なくって

いっぱいいっぱいだった

懐かしい写真です。

悲しいかな、目をつぶっているのでニャンコで目隠し。

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