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オフィーリアって結構賢いと思う。(丸谷説)


9/9,  12/8  に、この女性の事を歌います。
ハムレットに無下にされて
入水自殺してしまうオフィーリア↑

これは丸谷説ですけど

オフィーリアって

弱くて頼りない少女と女性の間のイメージとして
描かれることが多いけど
実は結構、繊細で冷静で賢い。

賢いがゆえに、状況を深読みしすぎて
ハムレットや親や
周囲の政治情勢にも気を遣いすぎて

弱いというより
図太くなくて(まあ、普通に)
精神が崩壊してしまった気がする。

シェイクスピアは色々な角度から
深読みしても、深読みしても限りない。

そんなオフィーリアを
ルネサンスとバロックの両方から歌う試み。

ふふふ、結構オリジナルなのだ。

リハをしていると

改めて、私、やっぱり数十秒の間にコロコロと人格が変って
心も身体もがふっ飛べる「マッドソング」が 大好きなのである。

思考と感情と技術を組むのが楽しくも悩ましい期間を越えたら
私の目の前に広がる曲の世界が劇的に変化する。

その時間を全力で生きる曲の主人公と
自分がリンクする瞬間全てがたまらない。

今回は

オフィーリア(Walsingham)と
ベス(Bess of bedlam)と

どこまでリンクできるか楽しみである。

私の感情表現は「演技」ではなく全て「自分の中にあるもの」。

 

歌の練習で様々な感情をこってり絞り出すものだから
普段はかなり枯れている。

何してたっけ?
何言おうとしてたっけ?

とか日常茶飯事。

最近は老化もあるしね。

若干、最近の自分のボケっぷりが怖かったりする…

マッドソング、歌います↑

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