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ルネサンス期のロンドンと江戸初期の日本での口の上手い男性の職業とは。

まあ、いろいろありますよね。

この時代の特徴としては、貴族の愛人→政治家になるとか。

スパイ活動を兼ねた芸術家とか。

今度のコンサート、ダウランドのFine knacks for ladiesを歌うのですが、

ざっくり言うと、元祖店舗を持たない呼売りさんの歌です。

店舗がないので、

この時代、このような楕大きく楕円形で中に仕切りのある入れ物に

女性の大好きそうな物を入れて、いろいろな場所へ出かけ、売っていた訳です。

歌の中でも

当然売るための話術とか(もー口がうまいことこの上なし!)

憎めないルックスとか

愛嬌とか

今と変わらない要素があったのだろうなあ、と、

彼の行動パターンから推察できます。

丸谷の個人的感想。

やっぱり、口から生まれてきた男性でないと、今も昔もお商売は無理なのかしら…

うーん、それもどうかなあ。

チャラくても接する態度に誠実さが見えればいいし、

寡黙でも、少しずつでも誠実な態度と、たまに言葉を言ってくれるならいいし、

…結局、何にせよ女子の見るポイントはチャラくても、寡黙でも、そこですよね。

The 行動。

さて、実際何を売っていたかと言うと、

当時のこの様な絵ではズームしても分からないですよね。

歴史的背景、服飾文化などから推察すると、

ドレスは基本、庶民は仕立て直しの時代なので

手っ取り早くイメージを変えられるレースや飾り物かな、

と思っていましたが

答えは、Fine knacks for ladiesの歌詞の中に、結構ありましたよ。

さて、何でしょう?

⭐︎答えは、ピン、紐、レース、手袋などでした!

特に手袋などは、良い香りをつけたりして

相当凝ったものがあったそうですが、

(麝香系、ムスクは私は苦手だけど、湿気の少ないイギリスでは良いのかも?

確かに日本とイギリスでは、同じ香水でも違う雰囲気になりますしね!)

そのようなお高いものは当然店舗のあるお店で。

こちらでは、安くて楽しいグッズが多かったようです。

さてこの画像は

同時期の日本の小間物屋さん。

ネットもないのに、同時期に伝播するんですね。

同じような形態、行動で。

おまけに似たような装飾品などをを売っているのって

なんだか、人間の歩みの不思議さを感じます!

⭐︎日本はカゴ自体が仕切りになってるのですね。

国民性の違い!

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